2022.02.26
船舶における適正なアスベストの取扱いに関するマニュアル 改定
船舶における適正なアスベストの取扱いに関するマニュアル[第3次改訂]〔令和4年(2022年)2月〕〔日本船舶技術研究会〕がでました。
船舶におけるアスベスト問題は、2002 年に「海上における⼈命安全条約(SOLAS 条約)」が改正され、船舶安全法関係省令の改正により石綿含有材が原則使用禁止とされました。2009 年には「船舶の安全かつ環境上適正な再⽣利用のための⾹港国際条約(シップリサイクル条約)」が採択されたことから、その後、同条約発効の機運も高まり、実質的に外航船舶を中心に石綿を含む有害物質の所在リスト(インベントリ)を保持するようになりました。さらに、わが国主導で船舶におけるアスベスト除去方法が 2010 年に ISO3007
として制定されました。 
