
この記事を書いた人

髙橋 淳
(たかはし じゅん)
小田原鉱石株式会社 代表取締役
2015年にアスベスト調査・分析を専門とする小田原鉱石を設立し、代表を務める。行政施設、工場、ホテルなど幅広い建物の調査実績を重ねてきた。関連団体セミナーの登壇経験も多数あり、現場に近い分析会社として日々のアスベスト課題解決に取り組んでいる。
平塚市内で建物や設備の改修を控え、アスベスト調査を誰に頼めばよいか迷っていませんか。小田原鉱石は、調査する建物や設備に応じて担当者の資格を確認し、現地での調査から、採取した試料にアスベストが含まれるかを調べる分析まで対応しています。
平塚市は化学工業・金属製品・輸送用機械など幅広い業種の工場が集積する地域で、プラント設備の更新・撤去に伴うご依頼が多くあります。ただし、事前調査が必要になるのは工場だけではありません。
この記事でわかること
平塚市でアスベスト事前調査が必要になりやすい設備と、確認すべきポイント
小田原鉱石の平塚エリアでの対応実績と、工場だけでなく幅広い建物に対応できる理由
依頼から報告書提出までの流れと、相談時に伝えておきたいこと
小田原鉱石は、平塚市内で工場のプラント設備をはじめ、マンションや公共施設まで、さまざまな建物のアスベスト調査・分析に対応してきました。法律と現場の両面から、御社の設備・建物に合わせた進め方をご提案します。
平塚市でアスベスト調査・分析をお考えなら、工場の老朽設備更新からマンション大規模修繕まで幅広く対応してきた小田原鉱石にご相談ください。
平塚市の地域的特性
平塚市は、もともと東海道五十三次の宿場町として栄えた土地です。1887年に現在のJR東海道線が開通し、平塚駅を中心に町が発展してきました。
平塚市の工業化の起点は、1905年に設置された軍事工場だとされています。大正期には食料品・紡績・化学などの工場が各地に点在するようになりました。
昭和期には旧日本国際航空工業をはじめとする軍需工場が相次いで建設され、一大軍需工業都市へと発展しました。その一方で、空襲により大きな被害を受けた歴史も持っています。
戦後は、住宅と工場の混在を解消しながら計画的な工業集積が進められました。1963年に造成された馬入工業団地を皮切りに、複数の工業団地が順次整備されています。
現在の平塚市にある工業団地は、馬入・大神第一・大神第二・平塚東・東八幡・東豊田の6つです。
こうした経緯から、化学工業・金属製品製造業・輸送用機械器具製造業をはじめ、食料品・電気機械器具・パルプ紙加工品・繊維製品など幅広い業種の工場が集積し、稼働年数の長い工場も多く見られます。
これらの工場では、反応槽や加熱炉、配管設備といった「プラント系」の設備を保有しているケースが少なくありません。設備の更新や改修を計画する際に、対象設備がアスベスト事前調査の対象になるかどうかを確認する必要が出てきます。
小田原鉱石には、平塚市内での調査・分析の実績があります。「対象になりそうか」を確認する段階からご相談いただけます。
工場エリアに多いアスベスト調査の注意点
平塚市のように化学・金属・機械系の工場が多い地域では、反応槽や加熱炉、配管設備といったプラント系の設備をめぐるアスベスト事前調査の相談が多く寄せられます。
これらの設備の一部は、石綿障害予防規則が定める「特定工作物」に該当することがあります。
特定工作物の資格区分は、2つに分かれています。反応槽・加熱炉・配管設備を含む10種は、工作物石綿事前調査者のみが事前調査に対応できます。煙突など残りの7種は、工作物石綿事前調査者または建築物石綿含有建材調査者等が事前調査に対応できます。

すべての解体・改修工事には、アスベスト調査が必要です。2026年1月以降、一部の特定工作物といわれるアスベストの使用可能性が高い工作物に関しては、工作物石綿事前調査者による事前調査が必要となりました。
特定工作物の定義や17種の一覧は、別の記事で詳しく解説しています。
特定工作物の具体例
平塚市内の工場からご相談が多いのは、次の3つの設備です。いずれも工作物石綿事前調査者のみが対応できる10種に含まれます。

反応槽
反応槽は、原料の混合・反応を行うための槽です。高温・高圧になるものが多く、槽本体や配管接続部の断熱材(保温材)に石綿を含む建材が使われているケースがあります。
改修・解体を計画する際は、断熱材の設置年代や仕様が分かる図面が残っているかを確認し、無い場合は現地での目視確認から進めます。

加熱炉
加熱炉は、金属加工・化学プラント等で対象物を加熱するための炉設備です。内部の耐火被覆材や、炉殻(鉄皮)近傍の断熱材に石綿が使われている可能性があり、配管接合部のガスケットやパッキンも確認対象になります。
確認する場所は、炉の内側だけではありません。
相談時には、炉の使用開始時期と過去の改修履歴をお伝えいただくと、調査範囲を絞り込みやすくなります。

配管設備
配管設備は、蒸気や薬液、高温流体を運ぶプラント配管です。「工場の中を通っている配管は、まとめて同じ扱いになる」と思われがちですが、建物に備え付けの給水・排水・換気・空調等の配管とは区分が異なります。
プラント配管には保温・断熱のための保温材や、接続部のパッキン・ガスケットに石綿が使われていることがあり、直管部にも使用されている可能性があります。
配管設備は、調査の範囲が広くなりやすい設備です。更新予定の区画が決まっていれば、先にお聞かせください。

事前調査は、図面確認や現地目視で石綿使用の可能性を確認する作業です。分析は、調査で採取した建材の試料を専門機関が検査し、石綿含有の有無を判定する作業です。「どちらから頼めばよいか分からない」という段階でも、状況をうかがったうえで進め方をご提案します。
生産ラインを止める期間を短くしたいというご相談も多くいただきます。
更新予定の設備・区画を事前に把握できれば、進め方は大きく2つあります。稼働中の区画を避けながら調査範囲を区切って進める方法と、休止期間に合わせて採取・分析のスケジュールを組む方法です。
設備の更新計画が固まっていない段階でも、対象範囲と稼働状況をお聞かせいただければ、進め方をご提案します。
平塚エリアの対応実績
建物・工事別の対応実績
小田原鉱石は、平塚エリアでも多種多様な物件の調査・分析に対応してきました。
平塚市内の具体的な対応事例
平塚市内の具体的な実績としては、薬品メーカーや自動車系メーカーの工場の設備更新・老朽設備の撤去、マンションなどの集合住宅の大規模改修工事、合同庁舎や下水道関連施設などの公共施設・工場敷地内の解体工事で、アスベスト調査を行ってきました。
工場だけでなく、マンションや公共施設など幅広い建物に対応できます。案件ごとの詳細は守秘義務のためご案内できませんが、設備の種類や工事の規模に応じた進め方は事例を交えてご説明できます。
実績を支える調査・分析体制
小田原鉱石は、調査と分析の両方を自社で対応できる分析機関です。分析まで一貫して対応できることで、判断のスピードと精度を確保しやすくなります。
また、小田原鉱石は、アスベスト分析ラウンドロビンテスト(分析の技術力や判定精度を第三者的に評価する制度)に合格している分析機関です。
まとめ
反応槽・加熱炉・配管設備などは、石綿障害予防規則が定める「特定工作物」に該当する場合があります。2026年1月1日以降に着工する工事からは、資格区分に沿った有資格者による事前調査が義務づけられています。
小田原鉱石は、工場のプラント設備を中心に、マンションや公共施設まで、平塚エリアで幅広い調査・分析の実績を積み重ねてきました。所在地・設備や建物の種類・工事の予定時期をお聞かせいただければ、お見積りとあわせて進め方をご案内します。
建物・設備の改修解体におけるアスベスト調査にお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。